パニック障害は『恐怖』の感情に支配される病だと思う。
パニック発作、動悸・吐き気・めまい・・・いつ起こるかわからない恐怖。
それによってまず外出や人付き合いが制限される。
わたしの場合吐き気が強く起きたので食事も制限された。
外出が怖い。
バスに乗るのが怖い。
電車に乗るのが怖い。
買い物に行くのが怖い。
食事が怖い。
人付き合いが怖い。
こわいこわいこわいこわい・・・
日常生活にあらゆる支障が起きる。
いちばんひどい時は玄関の戸にさえ近寄れなかった。
そんなわけで鬱も引き起こした。
「パニック障害ってどんな病気?」
10年経ってもこの恐怖感はうまく伝えられない。
病気になる前の自分の感覚を思い出す。
理解不能だろう。
なにがそんなにこわいの?多分そう思うだろう。
だって今でも何がそんなに怖いのか自分でも理解できない。
自分で『恐怖』を飼って育てあげ、ないはずの恐怖に怯えてる気もする。
だから 心の病なのか?
厄介だ。