高校を卒業して専門学校へ行く為にひとり暮らしを始めた。
夜間学校へ進学したので昼間はアルバイトをしていた。
わたしが発症した原因。
新しい環境、新しい生活への戸惑い。
そして、過労だったと思う。
ひとにやれることなら自分もできるはずだと思っていた。
実際、夜間部のクラスでは高校卒業して入学した私たちがいちばん幼く、
上は30歳の社会人のひとまで年齢層は幅広く、皆勤勉だった。
厳しい状況の中でみんな教室に集っていた。
最初のパニック発作が起きる直前まで
AM9:00には部屋をでて、
AM10:00~PM16:00まで休憩抜きで中華料理店で勤務(週1~2回休み)
PM18:00~PM21:00まで学校(月~木まで)
帰宅はPM10:15。
夏休みに入った頃には足があがらなくて階段も登れないほど疲れを感じていた。
だけど周りのひとはストレス性の膀胱炎になったりバイト先では声が出なくなったり倒れたり、
いろいろあっていたけど踏ん張っていた。
わたしよりもみんなずっと休みなく働いていた。
わたしだけが、こんな病を得てしまうなんて思いもよらなかった。
がんばればがんばればひたすらがんばればいいと信じ込んでいた、子供だった。
ひとにはひとそれぞれの許容量があったのに。